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かえるの平家ものがたり

むふふ。
雨の季節はやっぱりケロちゃんだよね♪

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だけど青ケロちゃんはカワユくて大好きなんだけど、
昔っから、モーモー言ったりする、茶色いのは好きじゃ~なかったな~。

だって家の前の寺には昔、池があってさ~、
そこに住んでた茶色いでかいかえるがさ~、
春になるといっつも、ルンルン池から出て来てさ~、
そんでもって車にひかれるわけさ!
もしくは何故か、乾燥しちゃって、ミイラになってるわけさ!

その姿を子どもの頃からずーっと見せられてたんだよ。
春が来るのが、まっさか恐ろしかったねぇ~!
茶色いゲロが嫌いになっても、そら~しかた~ないよねぇ?

でもさ。
もう何十年も前に、
お寺の池もなくなって、
ペチャンコに潰れたゲロちゃんも、
黒コゲミイラになったゲロちゃんも
遠い昔の記憶になったよなぁ~。

でも。
やっぱりかえるは、青いのが好きだな♡

だけど最近、心境の変化が訪れたようだよ!

ちょっと見てみてこの姿♪


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な~んか、憎めない顔してるよね~?


とのさまがえる、ひきがえる、あまがえる、あかがえる・・・


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この沼には昔から、かえるがいっぱい、住んでおったそうだ。


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沼のぬしは、「げんじ」どの。とのさまがえるの、お侍。
げんじどのの沼だから、「げんじぬま」と言うそうな。



       べん べん べん べん ・・・・・・・
 
              ぎおんの おてらの かねのおと
  
                    さらのき さらさら はなの いろ ・・・・・


                            ・・・・・・・べん べん べん べん 
 




今日の絵本はこちら



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                 「かえるの平家ものがたり」 日野十成 文/斎藤隆夫 絵
                          2002年  福音館書店




げんじぬまの夏の朝 
千年杉の木の下に住む しわだらけのがま爺さんが
かえるの子どもに 聞かせてあげた 
むかしむかしの げんじと へいけの 
たたかいの お話だよ。


のんびりと平和な毎日を暮らしていた げんじぬまのかえるたち。
ところがある夏の夜 一大事が起きた。
あおがえるの おばさんが 目玉の光る化け物に かたなきずを 負わされたのだ。

敵が残していったのは
沼の近くに 足跡よっつと 白い長いもの。
化け物の正体 何者ぞ。

一番偉い よりともがえる 
侍大将 よしなかどのに 命令じゃ。

「それはへいけねこの しわざでしょう。
これはへいけの森の むねのりねこの ひげ」
そう言ったのは 女武者の ともえごぜん。


かっせんだ!いくさだ!みんな集まれ!


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一万匹のかえるの侍
えいえいおうと 勇ましくときの声あげ へいけの森へ攻めよせた。

ところが森に着く前に 
敵は突然 木から飛び降り 
かえるの侍を かじる ひっかく 投げ飛ばす。

かえるの侍の 
たんぽぽの槍 松葉の矢 からたちの棘の刀
全然役立たず まけいくさ。
一万匹 退却だ!


そこへ現れたるは 
かじかがえるの ふえふきぼうや うしわかまる!



さてうしわかまる、一体どんな作戦で、へいけねこと勝負する?
続きは読んでのお楽しみ。


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秋の七草美しい
のどかなのどかな、げんじ沼
むかしむかしの物語

べん べん べん・・・
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by haruno-urarano | 2010-06-16 17:36 | 日本の絵本