ほん・ほん・絵本 

uraraehon.exblog.jp
ブログトップ

だってだっての おばあさん

今日の絵本はこちら。

d0116262_984774.jpg

        「だってだっての おばあさん」 さの ようこ  1985年 フレーベル館



私には“ニャーニャーおばあちゃん”という祖母がいました。

きっとこの絵本に出てくる ねこ くらいの年の頃、
祖母の家で遊んでいると、俳句仲間が現れて
祖母のことを「キンコさ~ん」と呼びました。
おばあちゃんの名前は“おばあちゃん”と信じていた私はびっくり仰天。
方々へ祖母の“本名”を報告して回り、それから暫くの間は
祖母を「キンコさん、キンコさん」と呼んでいました。

 ***** ***** *****

さて、今日の絵本の おばあさん ですが、
98歳ですから、もう“おばあさんのプロ”だったに違いありません。
自分のことを、固く“おばあさん”と信じていたのです。

やんちゃな同居ねこが、毎日おばあさんを魚つりに誘うのですが
「だって わたしは 98さいだもの」
と言って断り続けます。

今日はおばあさんの99回目の誕生日!
ねこにロウソクを99本買いに行かせます。
だけど事件が起きちゃって、おばあさんはがっかり・・・。
99歳になれなくなってしまったのですからね。

“おばあさんのプロ”を返上したおばあさん。次の日からは
「だって わたしは ・・・・」

 ***** ***** *****

このお話、名古屋の“劇団うりんこ”で劇化しているそうです。
見てみたいニャァ~。

私の“ニャーニャーおばあちゃん”は、「100まで生きる」が口癖でした。
87歳と8ヶ月で目標を変えてしまったのですが、その3日前まで
日記を書き続け、何事にも好奇心を持ち、愚痴を言う事もありませんでした。
すぅ~っと、“キンコさん”と呼んでいた方が、ピッタリだったかも知れません。
[PR]
by haruno-urarano | 2007-06-02 09:50 | 日本の絵本