今日の絵本はこちら。
「まほうつかいのでし」
大石真・文/柳原良平・絵 2007年 学習研究社
(1969年同社「子供音楽館 第12巻 まほうつかいのでし」の改訂版)
むかし むかし。
この町に とても貧しい 若者がいました。
ある日 若者は お金持ちの一人娘を 一目見て
恋を してしまいました。
でも 若者には
娘の気を ひきつけるものは
何もありません。
そこで
若者は
魔法使いの弟子に なることにしたのです
・・・・・
と。
これは この絵本のお話ではなく、
さだまさしの「魔法使いの弟子」のお話です。(→
カバーですが動画)
さだまさしのこのお話、とっても とっても 好きでした。
今でも 好きです。 絵本になれば いいのにな。
こちらの絵本のお話はというと、
本家本元、ゲーテの韻文を基にした、お馴染みの内容です(→
ドイツの昔話)。
こどもの頃は 何十回も
お話に出てくる 魔法使いになったことがあるけれど、
とうとう本物の 魔法使いには なれませんでした。
なんでかな と 思ったら
やっと理由が わかってきました。
それは
いきなり 魔法使いに なろうとしたから。
ちゃんと先生に 弟子入りしなくては ならなかったのです。
物事には 順序というものが あるのですね。
さすがゲーテは 偉いです。
もしも
ちゃんと修行をして
魔法使いに なっていたら
何をしていたかな 今頃。
***** ***** *****
もともと気まぐれの更新ですが
8月末まで、更新できそうにもありません。
今年もまた、部屋に缶詰の夏を過ごします。
あ~あ。魔法使いに
なっていればよかった。。。
みなさま、
よい夏の日を
お楽しみください。