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カテゴリ:日本の絵本( 69 )

どろぼうがっこう

今日の絵本はこちら。

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 「どろぼうがっこう」
   かこ さとし
 1973年 偕成社










表紙から裏表紙まで、笑いの止まらない一冊です。

校長の くまさかとらえもん先生 は
石川五右衛門をちょっと(だいぶ?)崩したイナセなお姿。
それともこれは アフロへアー??
カッコいいけど ちょいマヌケ。

どろぼうがっこうの かわいい生徒たちは
くまさか先生より だんぜん人相悪いですね~!
でもそのツラ構えで ランドセルしょってるのだから 大笑い。

学校が引けると かわいい生徒たちは
「せんせい、ごめんなせー」
と ご挨拶をして、宿題に精を出しますよ。

宿題はモチロン

「あしたまでに、なにか どろぼうを やってこい」

みんな頑張ったんですけどねぇ~~。
厳格な教育者、くまさか先生ってば かんかんに怒って
「しゅくだいは みんな れいてんだ!」
だって~~。

でもダイジョウブ、すぐにまた ニッコリ
だって明日は 楽しい遠足!!

どろぼうがっこうの遠足に お菓子を持っ行ってはいけませんよ!
持ってくるのは ねじまわし と 出刃包丁、
集合は 夜の十時 です。

さてさて 翌日の晩です・・・

それ!
♪ぬきあし さしあし しのびあし♪

こっそりと 楽しい遠足が 始まりましたよ・・・・

さて さて さて・・・・・
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by haruno-urarano | 2007-06-22 09:03 | 日本の絵本

きんぎょのおつかい

今日の絵本はこちら。

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「きんぎょのおつかい」

高部晴市・絵 / 与謝野晶子・文

1994年 架空社





太郎さんは 駿河台の菊雄さんのところまで ご用があります。
でも女中の梅やは ご病気です。
そこで
赤と 白と ぶちの 三匹のきんぎょを
おつかいにやることにしました。

きんぎょは 初めて電車に乗るようですよ。
ちょっと心配ですね・・・。

何とか電車には乗れたものの 電車には水がありません!
赤が言います
「水を入れてもらわないと 僕達は死ぬじゃありませんか」
白とぶちも言います
「苦しいなあ」

さてさて きんぎょのおつかいは 成功するでしょうか?

 ***** ***** *****

きんぎょのおつかいに ハラハラドキドキ。
でも よくみると、そっと 見守っているネコ・・・
きんぎょの表情も愉快だけれど、
このネコがまた とっても味わい深いのです。

まさか
きんぎょを狙ってるんじゃ ないですよね?
だってこのきんぎょ、
たい焼きみたいで 美味しそう!

お話も絵も ほのぼの のどか 
ニヤニヤしながら読む一冊です。
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by haruno-urarano | 2007-06-11 19:08 | 日本の絵本

だってだっての おばあさん

今日の絵本はこちら。

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        「だってだっての おばあさん」 さの ようこ  1985年 フレーベル館



私には“ニャーニャーおばあちゃん”という祖母がいました。

きっとこの絵本に出てくる ねこ くらいの年の頃、
祖母の家で遊んでいると、俳句仲間が現れて
祖母のことを「キンコさ~ん」と呼びました。
おばあちゃんの名前は“おばあちゃん”と信じていた私はびっくり仰天。
方々へ祖母の“本名”を報告して回り、それから暫くの間は
祖母を「キンコさん、キンコさん」と呼んでいました。

 ***** ***** *****

さて、今日の絵本の おばあさん ですが、
98歳ですから、もう“おばあさんのプロ”だったに違いありません。
自分のことを、固く“おばあさん”と信じていたのです。

やんちゃな同居ねこが、毎日おばあさんを魚つりに誘うのですが
「だって わたしは 98さいだもの」
と言って断り続けます。

今日はおばあさんの99回目の誕生日!
ねこにロウソクを99本買いに行かせます。
だけど事件が起きちゃって、おばあさんはがっかり・・・。
99歳になれなくなってしまったのですからね。

“おばあさんのプロ”を返上したおばあさん。次の日からは
「だって わたしは ・・・・」

 ***** ***** *****

このお話、名古屋の“劇団うりんこ”で劇化しているそうです。
見てみたいニャァ~。

私の“ニャーニャーおばあちゃん”は、「100まで生きる」が口癖でした。
87歳と8ヶ月で目標を変えてしまったのですが、その3日前まで
日記を書き続け、何事にも好奇心を持ち、愚痴を言う事もありませんでした。
すぅ~っと、“キンコさん”と呼んでいた方が、ピッタリだったかも知れません。
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by haruno-urarano | 2007-06-02 09:50 | 日本の絵本

11ぴきのねことあほうどり

今日の絵本はこちら。

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 「11ぴきのねこと
      あほうどり」

  馬場のぼる
 1972年 こぐま社







私、大昔からコロッケが大好物です。
近所のお肉屋さんの、一番安くて(50円)
ジャガイモの匂いがぷんぷんするのが大好きです。

ですからコロッケの登場するこの本は、
「11ぴきのねこ」シリーズで一番のお気に入り。

今日もコロッケ 明日もコロッケ・・・
何て贅沢な食卓なのかしらん!

でも、売れ残りのコロッケを食べ飽きてしまった11ぴきのねこちゃんたち、

「もうコロッケは見るのもいやだ~」
「美味しい鳥の丸焼きが食べたいねぇ~」
「食べたいねぇ~~~」
「あ~~、鳥の丸焼き~~」

と、頭の中は「鳥の丸焼き」でイ~ッパイです。

そこへ

「トントントン」

お腹を空かせた、かわいそうな旅のあほうどりが!

情け深い11ぴきのねこちゃん、モチロン二つ返事でご接待よねっ!

もう目はピッカピッカ!

そして夢と希望を抱いて、いざ!あほうどりの国へっ!

・・・・。

ところで、

子供には、タメになるお話しをしてやるのが良い大人ですよねっ?

絵本作家というもの、子供の心の発育を、第一に考えているものです!

作者の故・馬場のぼるさんは、実に素敵な大人のカガミ!なのでした。

詳しくは→こちら をどうぞ!


今日はこれから、コロッケ買いに行きます!
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by haruno-urarano | 2007-05-23 11:29 | 日本の絵本

木版画 どんぐりと山猫

今日の絵本はこちら。
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           「木版画 どんぐりと山猫」  宮沢賢治・作 / 畑中純・画
                       1997年  筑摩書房



宮沢賢治のおなじみ童話です。

お話というのは、内容自体が同じでも、語り口や絵の違いで、
全く違った世界が出来上がると思いませんか?
同じ題名の、作者が違う絵本を収集するのも、結構面白いです。

この作品は、漫画家でもある畑中さんの版画とあって、ちょっと漫画チック。

絵本の帯にはこんな紹介が。
「宮沢賢治vs.畑中純 6800字の格闘」

そう、絵だけじゃなくて、お話も全部木版なんです。まさに格闘!ですよね。
格闘の模様、ちょっとだけ紹介しても大丈夫かな?
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ついでにカバーの裏表紙。
“ごきげんよろしいほで、けっこです”の、かねた一郎くんですよ。
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賢治の山猫世界が、ちょっとトトロに近づいたみたい。

宮沢賢治を愛する畑中純さんは、他にも数々の賢治ワールドを版画化しています。
こちらのページで覗けますよ→「宮沢賢治、銀河へ
そして発見、私の持っている絵本と画が違う!こっちの画の本もあるの??
欲しい~~~!
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by haruno-urarano | 2007-05-19 16:52 | 日本の絵本

おおきな ものの すきな おうさま

今日の絵本はこちら。
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「おおきな ものの 
  すきな おうさま」
      
  安野光雅
 1976年 講談社







むかしあるところに、大きなものの好きな王さまがいました。

どのくらい好きかって?そりゃあもう、
屋根より高いベッドで眠るし、
プールのような洗面器で顔を洗うくらい。

ステキなアイディアを思いつく度に、
家来に命じて大きなものを作らせます。

100年かかっても食べきれないほど大きなチョコレートでしょ、
小さな虫歯を抜くための、それはそれは大きなくぎ抜きでしょ、
そのくぎ抜きで作らせた、
隙間から小鳥が全部逃げてしまうような鳥かごでしょ・・・。

王さまったら泣き虫でね、
自分の思った通りにならないと、すぐに
「えーん えーん」 
とお泣きになるの。
だからご家来たちも大変よ。
池にくじらを運んで来たことだってあるんだから。

そんな王さまが、
大きな大きな植木鉢を作らせました。
赤いチューリップの球根をひとつ、植えました。

まいにち、まいにち、
大きな大きなチューリップの花が咲くのを
それはそれは楽しみに待っている
王さまなのです。

やっと春になりました・・・

安野さんの絵本は、
「あとがき」が、中味と同じくらい、大好きです。
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by haruno-urarano | 2007-05-08 11:10 | 日本の絵本

やまのディスコ

今日の絵本はこちら。
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          「やまのディスコ」  スズキコージ  1989年  架空社

  ***** ***** *****

やまで一番のオシャレ者、しろうまのみねこさん。
いかしたオードバイ乗り、やぎのさんきちくんと
オープンしたばかりの 「やまのディスコ」 へ繰り出した。

入場料は栗の実10個、まあお安い!
ディスコ大繁盛。

さあ、はじまるよ!

はちの巣ミラーボールがくるくるまわる。

みんな おどる おどる おどる!

はちさん、すっかりいい気分?

やや、ライオンのよしおくんが・・・。

あらあら おやおや ・・・・

やまのディスコ、どうなる・・・?
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by haruno-urarano | 2007-04-26 11:37 | 日本の絵本

いとしのウルトラマン

今日の絵本はこちら。
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          「いとしのウルトラマン」  宮西達也  1998年  学習研究社

 ***** ***** *****

ウルトラマン、職業は正義の味方。

ポーカーフェースで悪と闘うクールなヒーロー。

だけど、だけど、彼だって、彼だって・・・

仕事だけのオトコじゃないのさ、人なみに・・・

    恋   

しちゃったのね。

ああもう、カラータイマーがピッコン ピッコン 飛び出しそう!

こればっかりはスペシウム光線でもどうにもならない。

だから・・・花占いに励む? ウルトラマンなのです。

ウルトラマンの恋、実るかな~?

バルタンは知っている!  ↓
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by haruno-urarano | 2007-04-20 18:42 | 日本の絵本

もりへいったすとーぶ

今日の絵本はこちら。

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「もりへいったすとーぶ」
神沢利子・文 / 片山健・絵
1999年 ビリケン出版







すっかり春ですね~。
そろそろストーブは店じまいでしょうか?

***** ***** *****

夏の間、ヒマを持て余しているすとーぶくん。
そうだ、仕事を見つけて働こう!

・・・と思ったのに、

どこへ行っても嫌われちゃって、悲しくなります。
あ!大変!ごみ収集車に突き飛ばされた!

ゴロゴロ ゴロゴロ 転がって、気を失ったすとーぶくん。

気がつくと、そこは もりのなか・・・。

 ***** ***** *****

すとーぶくん、森の暮らしはどうですか?
冬になったら、帰ってきてくれるかなぁ・・・?

こんなストーブを、昔はよく見ましたね。
パンを焼いたり、お芋を焼いたり、コトコト煮物を煮詰めたりと大活躍でした。
今はみんなファンヒーターです。
危険は少ないけど、光熱費は多くかかります。

すとーぶくん、冬までゆっくり遊んでおいで!
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by haruno-urarano | 2007-04-14 12:51 | 日本の絵本