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11ぴきのねことあほうどり

今日の絵本はこちら。

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 「11ぴきのねこと
      あほうどり」

  馬場のぼる
 1972年 こぐま社







私、大昔からコロッケが大好物です。
近所のお肉屋さんの、一番安くて(50円)
ジャガイモの匂いがぷんぷんするのが大好きです。

ですからコロッケの登場するこの本は、
「11ぴきのねこ」シリーズで一番のお気に入り。

今日もコロッケ 明日もコロッケ・・・
何て贅沢な食卓なのかしらん!

でも、売れ残りのコロッケを食べ飽きてしまった11ぴきのねこちゃんたち、

「もうコロッケは見るのもいやだ~」
「美味しい鳥の丸焼きが食べたいねぇ~」
「食べたいねぇ~~~」
「あ~~、鳥の丸焼き~~」

と、頭の中は「鳥の丸焼き」でイ~ッパイです。

そこへ

「トントントン」

お腹を空かせた、かわいそうな旅のあほうどりが!

情け深い11ぴきのねこちゃん、モチロン二つ返事でご接待よねっ!

もう目はピッカピッカ!

そして夢と希望を抱いて、いざ!あほうどりの国へっ!

・・・・。

ところで、

子供には、タメになるお話しをしてやるのが良い大人ですよねっ?

絵本作家というもの、子供の心の発育を、第一に考えているものです!

作者の故・馬場のぼるさんは、実に素敵な大人のカガミ!なのでした。

詳しくは→こちら をどうぞ!


今日はこれから、コロッケ買いに行きます!
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by haruno-urarano | 2007-05-23 11:29 | 日本の絵本

木版画 どんぐりと山猫

今日の絵本はこちら。
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           「木版画 どんぐりと山猫」  宮沢賢治・作 / 畑中純・画
                       1997年  筑摩書房



宮沢賢治のおなじみ童話です。

お話というのは、内容自体が同じでも、語り口や絵の違いで、
全く違った世界が出来上がると思いませんか?
同じ題名の、作者が違う絵本を収集するのも、結構面白いです。

この作品は、漫画家でもある畑中さんの版画とあって、ちょっと漫画チック。

絵本の帯にはこんな紹介が。
「宮沢賢治vs.畑中純 6800字の格闘」

そう、絵だけじゃなくて、お話も全部木版なんです。まさに格闘!ですよね。
格闘の模様、ちょっとだけ紹介しても大丈夫かな?
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ついでにカバーの裏表紙。
“ごきげんよろしいほで、けっこです”の、かねた一郎くんですよ。
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賢治の山猫世界が、ちょっとトトロに近づいたみたい。

宮沢賢治を愛する畑中純さんは、他にも数々の賢治ワールドを版画化しています。
こちらのページで覗けますよ→「宮沢賢治、銀河へ
そして発見、私の持っている絵本と画が違う!こっちの画の本もあるの??
欲しい~~~!
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by haruno-urarano | 2007-05-19 16:52 | 日本の絵本

おおきな ものの すきな おうさま

今日の絵本はこちら。
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「おおきな ものの 
  すきな おうさま」
      
  安野光雅
 1976年 講談社







むかしあるところに、大きなものの好きな王さまがいました。

どのくらい好きかって?そりゃあもう、
屋根より高いベッドで眠るし、
プールのような洗面器で顔を洗うくらい。

ステキなアイディアを思いつく度に、
家来に命じて大きなものを作らせます。

100年かかっても食べきれないほど大きなチョコレートでしょ、
小さな虫歯を抜くための、それはそれは大きなくぎ抜きでしょ、
そのくぎ抜きで作らせた、
隙間から小鳥が全部逃げてしまうような鳥かごでしょ・・・。

王さまったら泣き虫でね、
自分の思った通りにならないと、すぐに
「えーん えーん」 
とお泣きになるの。
だからご家来たちも大変よ。
池にくじらを運んで来たことだってあるんだから。

そんな王さまが、
大きな大きな植木鉢を作らせました。
赤いチューリップの球根をひとつ、植えました。

まいにち、まいにち、
大きな大きなチューリップの花が咲くのを
それはそれは楽しみに待っている
王さまなのです。

やっと春になりました・・・

安野さんの絵本は、
「あとがき」が、中味と同じくらい、大好きです。
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by haruno-urarano | 2007-05-08 11:10 | 日本の絵本