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だるまだ!

今日の絵本はこちら。

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               「だるまだ!」  高畠那生  2008年  長崎出版


毎年赤ガニの繁殖期が来ると、カニに土地を征服されるのが
インド洋のクリスマス島(動画は→ こちら )
何度見ても ものすごい映像だ。
とてもじゃないが、床に布団を敷いて 寝てなんかいられなそうだ。


ところがどうやら他にも 赤い奴らに 
征服された町が あるらしい。

赤い奴らの正体は

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だるまだ。                     

ずいずいっ ずいずいっ と 海をわたって やって来た。

いや
全てのだるまが 陸にあがれたわけではないのだ。
いくつかは タコにつかまった(赤いもの同士?)。

それでも海辺の町は だるまだらけだ。
壮観。。。

赤ガニは 
車にひかれたり 人間に 片付けられたりするようだけど

赤いだるまは 人間に 気に入られたらしい。
われもわれもと だるまを奪ってゆく。

世界は 空前のだるまブーム。

こうしてだるまは なんなく世界制覇を成し遂げた。

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しかしだるまよ、油断はならぬぞ。

世界征服をたくらむ輩は 他にもいるのさ。
それに人間って奴は ことのほかに 飽きっぽい。
もしかして 次の新しい何かを 待っているかも。

あっ! 

あれは なんだ・・・?

・・・・・・!

(かなりイカス!)
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by haruno-urarano | 2008-05-20 22:48 | 日本の絵本

ねこのどどいつあいうえお

今日の絵本はこちら。

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          「ねこのどどいつあいうえお」  織田道代・作/スズキコージ・絵
                       2005年 のら書店


ねこの生態を「どどいつ」で歌い上げた 詩集と言ってもいいだろうか。
それともコージズキンの 豪華コラージュ集と言うべきか。

いずれにしても「あ」から「ん」まで
洒落たどどいつと 猫 満載だ。


   「ともだちだよね そうおもうのに
           よんでもこない とんだねこ」


一体、人間と猫は 
どんな関係にあるのだろう。

なんて 
人間は やたらと何かに意味をつけたがる。

   「きのうのことなど きょうはわすれて
           きぶんのままに きどるねこ」


猫にしてみれば
ただ生まれて 生きて 終わるだけさ。

人間だって
同じじゃないか。

    「すずめおいかけ にげられちゃって
            そしらぬふうの すましねこ」



どどいつで ねこの生態を歌った。
・・・と書いた。

でもそこには 人間の

猫へのあこがれや 嫉妬も 

入っていそうだ。

猫は気楽でいいよな。

そんな風に 思ってるのさ人間は。 

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いや。
猫にだって やなことは あるかもよ。

聞いてみようか おい猫よ・・・

   「なにをいうのか そーっとくちを
           あけるだけです なかぬねこ」


言葉なんて 余計なものを 

人間は えらいと思っている。


あ。


谷川俊太郎の詩を 

読みたくなった。
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by haruno-urarano | 2008-05-16 17:49 | 日本の絵本