ほん・ほん・絵本 

uraraehon.exblog.jp
ブログトップ

<   2009年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧

おへそがえる・ごん

今日の絵本はこちら

d0116262_8365525.jpg

          「おへそがえる・ごん」 ぽんこつやまの ぽんたと こんたの 巻
                   赤羽末吉さく・え  2001年 小学館 
              (1986年福音館書店刊行→後絶版を再構成)




雨だもん、ケロちゃんのお話。

d0116262_17263889.jpg




      かえるのごんです ↓ こんちは、ごん。

d0116262_8432734.jpg

      はいこんちは、げろ。




      ごんちゃん、ごんちゃん。お腹に何をかくしてるの?み~せて。

d0116262_8455831.jpg

       ここは、ちょっと みせられない。




       あらケチね。じゃあ・・・

 

こうしちゃおっと
[PR]
by haruno-urarano | 2009-06-16 17:27 | 日本の絵本

めんどりとこむぎ


麦畑を見ていると
よく、大好きだった笠智衆のことを思い出すのですが、

d0116262_21195010.jpg


先日はふと、むかし読んだお話を思い出しました。

たしか・・・

ヒバリのお母さんがいて、麦畑でせっせと働いていました。
ネコだかイヌだかブタだかがいて、
ヒバリに仕事を手伝ってと頼まれたのに、
ヤダヨと言って遊んでいました。

やがて小麦が収穫されると、
ヒバリはおいしいケーキを作って、子供たちに食べさせました。
そこへあのネコだかイヌだかブタだかがやって来ると、
ヒバリのお母さんは
気前よく家の中に招き入れて、
みんなで仲よくケーキを食べましたとさ。
めでたし、めでたし。

そう、多分こんなお話でした。
               
d0116262_23451111.jpg


麦畑を眺めながら、
あのお話は、実によい話だったな~と思いました。

イソップのアリさんより、私はだんぜんヒバリさんが好きです。
世の中にヒバリさんのような人がたくさんいてくれれば、
私もいつでも、おいしいケーキが食べられるのに・・・。

何ていう題のお話だったかな?
小学館の「世界の童話」を探してみました。
どの巻だったかな・・・?

だけど・・・
日本の民話でもないし、グリムでもアンデルセンでもないし、
そんごくうでもピーターパンでも、もちろんカロりーヌでもないし・・・。

となるとイソップくらいしか残らない。
けど、それはおかしい。
あのご教訓好きのイソップに、
こんないいお話があるなんて、絶対にありえない。

そう思いながら、
一応、念のため、まさかと思いつつも、開いてみると・・・


今日のお話はこちら
(やっと本題)

d0116262_21582276.jpg

             オールカラー版 世界の童話16 「イソップの絵話」
                       昭和43年 小学館


    より、「めんどりとこむぎ」


d0116262_2219444.jpg

え~~!イソップだったんだ~~!
へぇ~、イソップが働かざるものにケーキを食わすなんてね~!
いや、感激しました。イソップさんを見直しました!

でもイソップさん、
それじゃ「アリとセミ」のご教訓と矛盾しませんか?

なになに・・・
めんどりと ぶたと あひるが ひとつの家に住んでいました。

・・・登場動物は違いましたが、話の流れは記憶と同じです。

そしてそうそう、この絵。覚えていますよ、このケーキ!

d0116262_22242153.jpg

何ておいしそうで、大きなケーキ!
この本を読んでいたころ、
パウンドケーキなんて、多分名前さえ知りませんでした。
うっとりとした目で、このページを眺めていた自分の姿が想像できます。

でも、結末は・・・

d0116262_22335677.jpg

イソップは、やっぱりイソップだったのでした。見直し撤回。

思い出は、追わないのが美しい。これまたひとつのご教訓。

でも一体、私の作り話はどこから生まれたのでしょう。
ケーキのある食卓に憧れるあまり、
自分の夢の通りに話を昇華させていったのでしょうか。

こうやって、
元の物語はひとつであっても、
きっと一人一人の胸の中に、
自分だけの物語が生まれていくのでしょう。
[PR]
by haruno-urarano | 2009-06-06 23:46 | おはなし