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安野さん2018年6月新刊3冊

3月に92歳になった安野さん。
福音館書店から6月に3冊も新刊が出ました。

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「しりとり」は、月刊こどものとものソフトカバー。
ソフトカバーのこどものともは、ほとんど購入したことがないのだけれど、今回は迷わず購入。

「旅の絵本」は、旅人が前回日本に来たので、もしやこのままアジアを・・・
と思ったけれど、9冊目はスイスへ行ったのでした!
もちろんスイスに海はないから、旅人は陸路でスイスに入ります。
どうやらイタリアからやって来たらしい。(そこまでは何で来た?)
スイスの風景に隠された、または込められた、あれこれ。
「旅の絵本」もVまでは「絵」だけの本で、自分の力で絵の中に隠された物語を探していましたが、Ⅵのデンマーク編(というよりアンデルセン編という方がいいかな)からは、安野さん自身による解説が加わり、安野さんの思いとともに絵を旅することができるようになりました。
今回のスイス編は、解説がなければ自力ではほとんど旅ができませんでした。
スイスの山、町、村、そして歴史も少し。こうやって興味が広がってゆくのです。

そしてもう1冊、「かんがえるこども」。これはエッセーです。
安野さんのエッセーとしては、ずいぶん薄い本ではないかと思います。
いつでも安野さんの本は、考えさせられる本でした。
安野さんの本は、いつもあとがきから読みます。
何の本にだったか、確か安野さんは、あとがきを最初に書く、と書いてあったような気がします。それを読んだとき、自分が安野さんのあとがきを最初に読むのは、正しい安野さんの本の読み方だったんだ!と大喜びしました。

安野さんが学校の先生をしていたころ、もしも自分がその学校の生徒で、安野さんに教えてもらうことができていたら、きっと自分は、勉強が、考えることが、好きになっていたに違いない。(と、勉強嫌いを他人のせいにする)
それにしても50年前。安野さんの教えた生徒の保護者の中に、福音館の松居直・現相談役がいらしたとは・・・これはもう、歴史的邂逅としか言いようがない。
感涙。




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# by haruno-urarano | 2018-07-16 18:47 | 日本の絵本 | Comments(0)

ハーメルンの笛吹き男

1284年6月26日に起きたとされる子供の集団失踪事件を基にする「ハーメルンの笛吹き男」の伝説。

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イギリスのヴィクトリア時代の著名な詩人ロバート・ブラウニングの書いた物語が有名。
右の絵本は同じくヴィクトリア時代を代表する画家ケート・グリーナウェイが絵を描いたものの日本語版。1976年刊行(文化出版局)。日本語訳(矢川澄子)は格調高い絵に合わせたかのような、いかにも古風な語り口。
左はスイスに生まれアメリカで活躍したコールデコット賞作家のロジャー・デュボアザンによるもの(2003年、童話館出版、長田弘訳)。

ロジャー・デュボアザンは大好きだけど、このお話の絵は、やっぱりケート・グリーナウェイの本が私は好き。だけど日本語訳は左の方が断然に読みやすい。でもでも、ビクトリア時代の絵には、やはりこういう語調が合っているような気がする。

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1284年、日本は鎌倉時代。この年の4月20日に北条時宗が死没した。
つまり蒙古襲来の数年後、フビライやマルコ・ポーロの時代に起きた事件。

もしもその時、本当にネズミが退治できたのなら、その後ヨーロッパでペストが大流行することも、魔女狩りが起きることもなかったのに、と思ってしまう。









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# by haruno-urarano | 2018-06-25 18:53 | 翻訳絵本 | Comments(0)

安野さん92歳



本日、安野さん92歳!

2年前、90歳のお誕生日は津和野で「安野光雅美術館 開館15周年記念事業」に参加してきたのでした。安野さんの絵本を持って。安野さんのすぐ後ろの席に座れて感激しました。

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と、2年前のことを今頃・・・
そしてブログの書き方とか画像の入れ方とか、すっかり忘れてしまった。

(その後、何とかやり直し)


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オレンジ色の石州瓦

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安野さんの生家跡周辺

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「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」、森鴎外の墓(分骨)。
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石見神楽をちょっとだけ。

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# by haruno-urarano | 2018-03-20 19:38 | Comments(0)

廃園の草

昨年はずいぶんな量の古本絵本を収集しました。
その中でも自分の心中の大物のうちの一冊。

武井武雄さんの「廃園の草」です。

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       武井武雄 「廃園の草」 1963年 中央公論社


署名入り、限定680部のうちの、これは567部目の一冊です。

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当時の価格で、定価5500円!一体どんな人が買ったのか・・・
自分のために買ったのか、それとも子どものために買ったのか・・・
どうして手放してしまったのか、どんな人の手を経てここに来たのか・・・
古本を手にすると、いろんな空想を巡らせます。


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# by haruno-urarano | 2015-01-25 11:58 | 日本の絵本 | Comments(0)

藤城清治卒寿展

もう去年の話になりますが・・・

昨年、影絵の藤城清治さんの卒寿記念展が各地で開かれました。
私は銀座の教文館会場に行きました。
サイン会も何度かあったのですが、日程が合わず参加できませんでした。

会場は写真撮影OKでした。

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藤城清治さん、1月10日に腰の手術をされて、現在入院中とのこと。
でもリハビリに励み、既に歩行器なしでの歩行もされているとか・・・
もうすぐ91歳。すばらしいですね!
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# by haruno-urarano | 2015-01-24 18:53 | Comments(0)