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ハーメルンの笛吹き男

1284年6月26日に起きたとされる子供の集団失踪事件を基にする「ハーメルンの笛吹き男」の伝説。

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イギリスのヴィクトリア時代の著名な詩人ロバート・ブラウニングの書いた物語が有名。
右の絵本は同じくヴィクトリア時代を代表する画家ケート・グリーナウェイが絵を描いたものの日本語版。1976年刊行(文化出版局)。日本語訳(矢川澄子)は格調高い絵に合わせたかのような、いかにも古風な語り口。
左はスイスに生まれアメリカで活躍したコールデコット賞作家のロジャー・デュボアザンによるもの(2003年、童話館出版、長田弘訳)。

ロジャー・デュボアザンは大好きだけど、このお話の絵は、やっぱりケート・グリーナウェイの本が私は好き。だけど日本語訳は左の方が断然に読みやすい。でもでも、ビクトリア時代の絵には、やはりこういう語調が合っているような気がする。

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1284年、日本は鎌倉時代。この年の4月20日に北条時宗が死没した。
つまり蒙古襲来の数年後、フビライやマルコ・ポーロの時代に起きた事件。

もしもその時、本当にネズミが退治できたのなら、その後ヨーロッパでペストが大流行することも、魔女狩りが起きることもなかったのに、と思ってしまう。









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by haruno-urarano | 2018-06-25 18:53 | 翻訳絵本 | Comments(0)
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